筋ストリップミオグラフシステム 820MS
心筋、骨格筋、その他大きな筋切片を測定
特徴
- 長さ19mmまでの、心筋、骨格筋、その他の筋切片を測定
- 等尺性条件下で同時に4つの切片を実験できる
- ヒーター、ガス供給機能、給排液ポート内蔵
- フォース出力を直接アナログ信号出力として利用できる
- バッファフィラーシステム-625FSの併用で4チャンバーに半自動で緩衝剤の充填ができる
筋ストリップミオグラフシステム 820MSは、最長19mmの帯状の骨格筋を4チャンネルで測定します。高性能で使いやすく、頑丈、そして高スループットのミオグラフ装置です。長方形のチャンバーで、平滑筋のように大きくて長い筋切片の取り付けが可能です。
組織クランプサポートの一方はポジッショナーに、他方はフォーストランスデューサーにつながっています。組織の固定が完了した後、長さ – 張力関係を決定するノーマライゼーションを行うことで、実験中の筋組織の長さは一定に保たれ、完全なアイソメトリック測定が可能になります。
各チャンバーユニットは、ガスの流入と吸引を個別に制御、またユーザー設定の温度に自動的に加温されます。化合物をチャンバーに直接添加して、正負の変力性を評価することができます。
またチャンバーカバー(オプション)に内蔵された刺激電極を使用して、スティミュレーターCS4/CS8からのフィールド刺激を介して筋を活性化することができます。
自動バッファーフィラーシステム – 625FSと組み合わせて複数のユニットを並べて配置することができ、薬物検査などのハイスループットスクリーニングを必要とする作業や筋肉標本の分離を必要とする実験に最適です。
仕様
組織サイズ | 3-19mm |
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チャンバー数 | 4(独立) |
チャンバー容積(最大) | 8ml |
チャンバーサクション | 手動/自動、時間設定 ※ユーザー定義 |
チャンバーカバー | ガス供給機能付き |
フォースレンジ | ±200/400/800/1600mN |
フォース分解 | 0.1mN |
荷重較正 | 半自動 |
ヒーティング | あり |
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温度設定 | 室温―50℃ |
温度分解 | 0.1℃ |
温度プローブ | 外付け |
出力 | フォース(mN)/グラム(g) |
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アナログ出力 | 個別フィルタ-/フィルターなし 4ch 2.5Vフルスケール |
環境温度 | 15-30℃ |